輸入した部材をトラックから不整地フォークリフトで降ろし、現場に運び込んだ①の続きです。
設置した場所は、とても地盤がゆるく不安でした。どうして地盤がゆるいかと言うと、上に溜め池があって、下にも溜め池がある中間の段が設置場所だからです。
上の溜池
どう考えても、上から下に水が流れていく通り道になっているからそりゃゆるいはずです。
私が使用しているTreeSystemの杭は4方向からピンを打つ形式なので、スクリュー杭よりは強いのでいけると思って念の為テストしてみると、こりゃ全然きかない。
このときは絶望でした。部材はあるのに施工できない、最悪だ。と。
でも、ここでまた友人のKさんが、砕石とセメントで固めて、それからピンを打てばいいのでは?とナイスアドバイス、しかも4tダンプで砕石を届けてくれて、それを一緒に撒いてくれました。
ただ、これがまた大変で、道路から設置場所までは離れており、ダンプで近づくのが困難です。行けるところまで近づいて、砕石を軽トラに移し替え、そこから軽トラで設置場所までの100m位ある坂道を登ります。設置場所まで来たら、軽トラから一輪車に砕石を移し替え、地盤がゆるい場所に撒いていきます。
敷いている途中。左側が敷く前、右側が敷いた後の写真です。
朝から作業して、昼くらいだったと思いますが、ダンプがスタックして抜け出せなくなり、それをロープで引っ張って助けようとした軽トラもハマるというトラブル発生。
近所の家にユンボがあるのを発見して、そこに突然お邪魔して、状況を説明したら貸してくれて、なんとか脱出できました。見ず知らずの私に親切にしてくれて、ユンボを貸してくれるなんて、感謝してもしきれません。
そんな感じで水に悩まされたお話でした。
コメント