住民説明会に参加してきました

太陽光

私の発電所がある地域で、高圧太陽光発電所建設の住民説明会があるという情報をキャッチ。

住民ではないけれども、参加してみました。

目的は、

  • ①その地域で太陽光発電所がどのような見方をされているかを知るため。
  • ②発電所と地域が共生できる発電所になるように、私の視点と知見でチェックし、より良くなる様に意見するため。
  • 将来自分がもし開催することになった時のために雰囲気や進め方を知るため。

私は使命感を持って事業をしているし真面目に管理してます。でも、太陽光事業全体的に、イメージが良くないですし、特にこの地域の私の発電所は川沿いの景観の良いところに設置しているので、周りの人からあまり良く思われていないように感じていました。

他の地域では良くメンテナンス中に声をかけられることが多いですが、ここは声をかけられた事は無いんです。

さて、どんな感じになるか、ドキドキしながら会場に行きました。

すでに20-30人くらいいました、あるあるですが、1番前の真ん中の席が空いています。悪い癖で住民じゃないのにそこに座りました。

  • 250kwパワコンに368.64kwパネル
  • JAソーラー640W ×576枚
  • ファーウエイ50kw×5台
  • 安泰ソーラー架台
  • 総工事費5000万円
  • 事業期間25年
  • nonFit
  • 岩出山の内川沿いの土地
  • 内川は今から約400年前(1591年)に、仙台藩初代藩主・伊達政宗公によって作られた人工河川
  • 有備館へ続く道は学問の道と呼ばれ、景観も良く、遊歩道が整備されていて、観光客も通る道。

地域の方はやはりこの綺麗な景色にソーラーパネルは設置して欲しくない主張です。それは当然だと思います。以下ストリートビューの川の向こう側の空き地です。

この広大な土地を管理するのは大変でしょう。観光客が通るから、草ぼうぼうにしておく訳にはいかないでしょうし。土地の持ち主さんが手放したい気持ちは想像できます。

私以外はとにかく設置して欲しくないというスタンスで、もう有害物質が流れ出したらどうするのかとか、景観が悪くなるのはどう考えるか?というような質問が大半でしたが、業者さんも真摯に回答されていました。

私も架台の高さの確認→景観に配慮し、できるだけ低くしてほしい、パワコンの位置→ファンの音気になるので、民家から離して、地域共生案→非常時に電気使えるようにして、地域な人が電気自動車充電できるようにしてと発言しました。

でも、どうしてそんな所に立てるのか?駅近なので土地も高額だったでしょう。nonFitという事で、他の土地にしたら売電価格が変わるというような事は無い。なぜなのか?

おそらく、東北電力の系統空き容量がないので、街中の電力需要があるところしか接続できないのでしょう。街中でそんなに大きな土地はなかなか無く、そこになってしまった。という事だと推測します。高圧で連系できる場所は今はほぼ無いとおもわれます。

結局、この後どうなるのか。反対すれば建設を止められるのか?これで止められるなら誰も太陽光発電事業などやらないでしょう。ここまで準備して止められたらと思うとゾッとします。

住民ではないので私の意見を明言する事は、説明会では控えましたが、圧迫感少ない10度の架台で設置する、もしくは誰かが提案してましたけど、木の板で見えないようにする、というのが落とし所と思いますがどうなるか。

一方的に建設ストップや、一方的に強行設置にならないことを切に願います。

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