リパワリングのステップを説明します。
ダウントランスの設置
ダウントランスとは、パワーコンディショナで直流から交流に変換した電気を系統に流せる電圧に調整する設備です。
ソーラーエッジ のパワコンは交流380Vの電圧で電気を出力するので、それをダウントランスで200Vに変換して、電線に流せるようになるイメージです。
ダウントランスの蓋を開けると、メーターにつなぐためのメインブレーカーと、2つのパワコンからの配線を繋ぐサブブレーカー2つが付いてます。
青でマークした部分が私が繋いだ電線です。その他の部分はもともと付いてきます。
集電箱の機能も兼ねている感じです。
設置方法の動画をメーカーが出しています。わかりやすいです。
私はホームセンターで売っているコンクリート板2枚を敷いて、その上に設置しています。
ダウントランスは350kgあります。カーゴテーナーに乗って、テールゲート付きのヤマトのチャーター便で届きます。凄く重くて人力では厳しいので、ユンボで吊るすなど検討をお勧めします。
パワコンの設置
パワコンは付属してくるブラケットを架台に取り付けて、そこに引っかかるだけ。ボルトとナットは付属しないので、ホームセンターで準備。架台にボルトを通す穴を開けるのに、ドリルが必要です。
オプティマイザの設置
1個のオプティマイザに2枚のパネルが接続されるので、ケーブルが届く位置にオプティマイザを設置します。オプティマイザは普通ビス止めが一般的だと思いますが、私の場合タイラップで架台に固定しています。(自己責任でお願いします。)
隣同士のオプティマイザを接続していきます。パネルはギリギリまで現状の設備のままで発電させたいので、まだ接続しません。切り替えの日に一気に作業します。
オプティマイザマッピング
パネル毎のモニタリングをするための、マッピングをします。ソーラーエッジ のSiteMapperというスマホアプリで作業します。
アプリの地図上で設置場所を探し、右下のプラスのボタンでパネルとパワコンのレイアウトを描きます。
画面上のパネルを選択して、パネルを接続するオプティマイザ現品に付いているQRコードを読み込む事で、レイアウトと現品が紐付き、発電した時にその発電量が画面上で確認できる仕組みになっています。
全てのオプティマイザのQRコードを紐づけたら、アップロードボタンでモニタリングサーバーにデータをアップロードします。
こうすることで、モニタリングアプリでこのレイアウトが表示されるようになります。
これらのアプリを使うにはソーラーエッジ のホームページからログインIDの取得が必要です。 1週間くらい時間がかかるはずなので、早めに取得しておいた方がいいです。
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